11月の主要ノベルゲーは6本。ポストランスのアリスソフトがおくる『ドーナドーナ』を筆頭に、バカギャグゲーで信者を集めるアサプロの『恋ロワ』、ラブリーボイスと著名な原画師で勝負する『水蓮と紫苑』、意外と真剣にエロゲ業界を描く『響野』、ライターなかひろ先生単独の新作『ホケセン』、ノベル性ではなくゲーム性を重視するエスクードの『闇染』が競います。その他には、すっかり粗製濫造メーカーとなってしまった戯画が『アイキス2』を出してきますが、実質は「2」ではなく前作に新ヒロインと追加シナリオを入れただけなので(原画も安定しないし)評価待ちの方がいいかもしれません。以下では主要6本について簡易的な雑感を述べて…
軽薄系チャラ男主人公を無条件に慕うキワモノヒロインたちの恋愛競馬。 はいはい、いつものアサプロのバカギャグゲー枠ね……かと思いきや! 今回はOP後にシリアス要素を組み込んできており従来とは一味違う予感。 流石に馬鹿の一つ覚えのようにギャグゲーで勝負する方針とは変えてきた模様。 実態はそうではないのに「キワモノ」の如く振る舞う主人公とヒロインたち。 好感度MAXになる以前の状態や何故キチガイのように演技をするのかが注目ポイント。 バカゲー・ギャグゲーでお馴染みのアサプロが変化球を投げてきたぞ! キワモノ演技とシリアス描写をどう活かせるかで面白さが変わりそう アサプロスミーと言えばバカゲー・ギャグ…