「“隼一朗!”」 山野辺太一からの電話であった。 「こうぱぱ! 久しぶり!」 「りく、大変だったね」 「一時はどうなることかと、しばらく夜も眠れなかったよ!」 「でもほんとよかったね!」 「ありがとう! 隼一朗にも礼を言わないとと思ってたんだ!」 「礼だなんて、俺は何もできなかったよ!」 「今夜予定がなかったら来ないか?」 「今夜ねぇ・・・ わかった!」 「腹空かして来いよ! 母さん、例のハンバーグ作って待ってるってよ!」 「あぁ!食いたい! じゃあ後で!」 高野は久しぶりのこうママのハンバーグに腹が鳴るのを聞いた。 ランキング参加中自作小説の集いの場 「ただいま!」 「じゅんちゃん お帰りな…