さいきんの息子のわざは「ピンボール」。部屋の壁につきあたっては跳ねかえり、スリークッションしてもどってくる。 *** 20年まえとはくらべものにならない量の情報を処理しているとかんじる。というより、ジャンクがものすごくふえている。 つくづく、リテラシーをあげておいてよかったとおもう。目利きができない状態でかこまれたら、検索をあきらめてAIに訊いていても不思議ではない。ものごころつくというか、判断力というか、理性というか、認識力というか、なんというのか知らないが、未熟なうちから容赦なく情報の洪水にさらされると、かんたんに溺れて流されてしまいそうである。 むかしのように、大学の演習で情報検索技術な…