武功に優れた大成拳功法において、站樁は基礎であり、試力は要である。站樁を通じて、相当に篤実な内在動力を生じることができるが、これを切実に有用な「活」に変えようとするならば、必ず試力訓練を行わねばならない。さもなければ、自身の持つ勁は真の発揮と応用を得ることができない。王薌齋先生は『大成拳論』において「この練習は、拳中で最も重要で、最も困難な工作の一部分である」と指摘した。また「試力は得力の由来であり、試すことにより知る」と。かくして、後人に試力の重要性を伝え、また試力功法の困難性と長期訓練の必要性を説明している。 試力の基本要領は、周身松沈、筋肉空霊、動作の緩慢均一である。外界との争力を体会し…