ごまウシの治療方針として、せん妄に限らず、面足るの治療、認知症の治療などに置いて、鎮静的な薬物療法は可能な限り最小限にとどめるという事を原則としております。 例えば、不眠症と言われるものであれば、睡眠薬の多くは鎮静であり、これらの睡眠薬をできる限り使わないように取り組んでいくと言うことであったり、不安障害に対して、定期的に抗不安薬を用いることをできる限りさけ、頓服の抗不安薬についても可能な限り使用を控えるようにしたりしています。 認知症においても、情動不安定性に対しても鎮静作用を有する薬物療法はできるだけ控えるようにしています。おかげで、錠剤を用いた治療が少なく、細粒ばかりの治療が中心となった…