信長燃ゆ(上)(新潮文庫)【電子書籍】[ 安部龍太郎 ]価格: 781 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 近衛家の流れをくむ公家の清麿は織田信長に仕え、本能寺の変の時はその遺骸を秘密の通路を抜けて運んだという。その人物から見た本能寺の変の真相とは・・・・ 時は本能寺の変の1年半前にさかのぼる。織田信長は石山本願寺と和睦し、武田勝頼は眼中になく、安土城を完成させて天下統一が目の前に開けていた。そんな信長を、前関白の近衛前久は昔から危険な人物とにらみ、持てる人脈を駆使して「信長包囲網」を築いていた。しかし織田信長の勢いが突出したため、信長と朝廷が共存共栄する道を探っていた。 対して信長は、朝廷の役…