便秘は、今や単なる不快な症状ではなく、いろいろな病気に関連する一つの病気だと認識する必要があります。慢性便秘症の人は、生存率が23%低下するという研究(Am J Gastroenterol. 2010; 105: 822-832.)や日本でも大崎コホート研究で、脳血管疾患リスクが1.9倍、循環器疾患リスクが1.4倍高くなることが示されてます。(Atherosclerosis. 2016; 246: 251-256.) 他にも、腎臓病のリスクであったり、認知症のリスクなど身近な病気だけに、しっかりと改善することで、将来の多くの病気を予防することにつながりそうです。 その一つ、パーキンソン病と便秘…