youtu.be 今作は3本それぞれ独立した内容を持つ物語で構成されていて、いずれもシュールかつインモラルなトーンで主体性が剥奪された人物たちの物語が展開されていく。使用されるモチーフにも共通しているものがあり、3本とも同じ役者が続けて出ていることで永遠に出口の見つからないループに嵌っていくかのような気味悪さにも繋がっていく。 1本目の「R.M.Fの死」では主人公が自分の足で移動する瞬間はほとんど省かれており、ジャンプカットで次の瞬間には全く違う場所にいるような場面の繋ぎ方が多用されることでジェシー・プレモンスが演じる役柄の主体性のなさが視覚的に強調されてもいる。彼が自宅やオフィスの窓からぼん…