物語シリーズなど多数の作品で知られる「西尾維新」先生の「戯言シリーズ」まさかの新作。 主人公である「玖渚 盾」(くなぎさ じゅん)が、序盤で人類最強の請負人「哀川 潤」(あいかわ じゅん)の運転する車に轢かれそのまま誘拐されるという展開に、戯言シリーズらしさというか哀川潤らしさになつかしくワクワクする気持ちで読み進めました。 戯言シリーズを読んだことのある人なら分かると思いますが、今作は「玖渚 友」(くなぎさ とも)と戯言遣いの娘が主人公です。あの玖渚友と戯言遣いの娘などどんなとんでもない奴なんだろうと思っていましたが、思っていたよりもまともでした。しかし、やはりそこは二人の娘。しっかりと二人…