天徳院にほど近い天徳院下馬地蔵尊。 天徳院に詣る時にここで馬を下り、 無事詣ることが出来るよう鎮守のために つくられたと思っていましたが。 説明書によると、つくられたのは藩祖利家の時代。 築城のため戸室山から石を運んでいた時に 無事を祈り地蔵尊が置かれたそうです。 今もここに鎮座して、小立野を、石引を、 まもっています。
長町で見つけた長屋門。 戸室石がふんだんに使われていたり、 出入りする人をチェックする武者窓がカッコよく、 細部の意匠も目を引きました。 《新家邸長屋門》 金沢市指定保存建造物
尾山神社に戸室石はたくさん使われていますが。 神門下に敷かれている大きな丸い戸室石。 いわくありげな石のようです。 かつては兼六園の石灯籠の傘でしたが、 ある日、灯籠が倒れてしまい 犠牲になった人がいたそうです。 その贖罪のため、大勢が通り踏みつけにされる ところの敷石になった…とのこと。 いつの時代かは定かではありませんが もう十分に罪は償っているんじゃないかな。 だからなるべく踏まないように通ります😌