旧豊後森機関庫(2020年11月21日午後撮影) 旧豊後森機関庫は、国鉄久大本線が全線開通した昭和9年に完成しました。豊後森駅の東側にあり、最盛期には蒸気機関車21台が所属する大規模な扇形機関庫でした。 かつて使われていた扇形機関庫と転車台が残っていて、周辺が公園になっています。 転車台というのは機関車を扇形の機関庫に入れるため、機関車の向きを回転させる装置です。 転車台(2020年11月21日午後撮影) 機関庫は昭和45年まで使われており、機関庫には12台の機関車が入庫でき、現在では国の登録有形文化財に指定されています。 機関庫の壁には太平洋戦争時の米軍機からの機銃掃射の跡が今も残っています…