「手の倫理」 伊藤亜紗 著 講談社選書メチエ 2020年10月9日 図書館で予約していたのが回ってきたのだが、なぜ、予約したのかを忘れてしまった。 でも、読み進めるうちに、あぁ、共感。。。というところが多くて、誰かに薦められたか、書評を読んだのか?わからないけれど、概要を読むと、私のアンテナに触れたのが自分で納得するような気がした。 以下、概要から。 「人が人にさわる/ふれるとき、そこにはどんな交流が生まれるのか。介助、子育て、教育、性愛、看取りなど、さまざまな関わりの場面で、コミュニケーションは単なる情報伝達の領域を超えて相互的に豊かに深まる。ときに侵襲的、一方向的な「さわる」から、意志や衝…