a.r10.to Amazonはこちらから https://amzn.to/3QTTx9A 【PR】 (2005年4月初版発行) 打海文三氏の小説を読むきっかけとなったのは、 伊坂幸太郎氏がエッセイ本「3551」で、 この「ぼくが愛したゴウスト」を激賞していたからである。 その他の打海氏の作品から読み進めていたのだが、 抱いた率直な感想は、 ・世界観が独特かつ、発想がかなりの奇抜さで面白い ・性描写がアブノーマルで過激であり、背徳感のあるものが多い であった。 今作品はパラレルワールドの話自体はよくあるものだが、 向こう側の世界との違いの表現が独特である。 また、11歳の少年が主人公なので、 …