中国発のインフレを、警戒する声が出てきました。 働き手の人口減で、中国の賃金が上がり、各国の物価を押しあげる可能性があります。 長く続いた低インフレ時代が、転換点を迎えるかも知れません。 5月に、中国共産党は、突如として、夫婦に3人目の出産を認めることを決めました。 高齢化で、労働力が減り、介護負担も増すとの危機感からです。 5月11日に発表された、2020年国勢調査で、中国の総人口は14億1,178万人と、10年間で、年平均、0.53%増えましたが、65歳以上の人口が、6割増でした。 15~64歳の生産年齢人口は、9億6,776万人と、2013年のピークからは、3,800万人減りました。 製…