タイトル:掌侍・大江コウ子の宮中事件簿 参 著者:小田菜摘 3巻も面白かったです。 今回は前回まで、ほぼ空気だった(名前くらいは出ていたけど、目立たない女御として、なんですよね)女御に焦点が当たっていた話もありました。他にもいろいろと(姿の見えない赤子とか、帝の従弟の話とかいろいろ……)ありましたが、この女御の話が一番好きです。 前巻までは私と同タイプ?(着飾ることに興味がない。服なんて着れればいいじゃん……ただただ言われるがまま)かと思いきや、当時の位の高い女性に好まれていた派手好みが苦手で(そもそも似合っていなかったんですよね。だから余計にかすんで見えたというか)、落ち着いた色合いが好きだ…