神宮寺探偵事務所に飲み仲間である池上康明という男から、鍵とメッセージの入った一通のエアメールが送られてきた。エアメールの中身は「しばらく預かってくれ」とだけ書かれた手紙と、厳重に紙に包まれたどこかのコインロッカーの鍵だけ。神宮寺はひっかかるものを感じるも、エアメールをしまう。一方同じ頃、政府開発援助の問題を取材しに、東南アジアにあるムルソン共和国のレムチャ村に滞在しているジャーナリストの与野恭介は、元上司である池上と再会・別れにより、日本へ帰国、のちに神宮寺と出会う。神宮寺と与野はお互い協力しあい、事件解決及び池上の遺した「未完のルポ」を完成させていく。 (Wikipediaより) よろしけれ…