政党の政策部会のこと。 正式名称は「自由民主党政務調査会」。選挙で公約した政策や立法の立案をする党内機関。 日本では自由民主党がこの名称を用いている。民主党ではこれを「政策調査会」という。
政務調査会の会長のことを「政務調査会長」と呼び、政務調査会の運営を担当する。現在の「政務調査会長」は石破茂(2011年9月時点、第52代)。その長の略称として自民・民主ともに「政調会長」という言い方が多く用いられる。民主党の「政策調査会長」いわゆる「政調会長」は前原誠司(2011年9月時点、第11代)。
久米郁男他『政治学』(33) 今回は、第10章 議会、第3節 議会と政党 である。 官僚主導の立法過程 戦後日本における成立法案の85.4%が政府[内閣]提出になる閣法である。この閣法は、関連省庁からボトムアップで作成・提案される。法案作成に主としてかかわるのは官僚である、そして、関係省庁との調整も行われるのに加えて、法案準備段階では、内閣法制局による下審査に大変な労力がかけられている。…政府提出法案は、官僚機構が総力を挙げて作っている、と言えよう。 おそらくこれは昔も今も変わらないだろう。 私たちの代理人であり、立法府のメンバーであるはずの彼ら(政治家)の姿が、閣法作成過程では見えてこないと…