昔のロシア語教科書を読んでいる。 「八杉ロシヤ語教本」。昭和36(1961)年6月15日初版だから、もう60年以上も前の教科書だ。 私もまだ生まれていない。 定価500円だけど、メルカリで800円で売っていた。 この教科書、日本語の対訳に時代を感じさせるものがあって、日本語の変遷的なものも含めて、いろいろと楽しめる。 でも、読んでいると、ちょっと違和感というか、不思議さというか、まあ、「へぇ~」っていう驚きを覚えるところが少なからずある。 先日、当ブログで書いた「Щ, щ」の発音もそうだけど、今日は初級者でも知っている「кто」の発音の説明で面白い発見があった。 最近の教科書では、「кто」の…