2024/02/24 読売新聞によるストーリーより東京電力福島第一原子力発電所の処理水海洋放出を巡り、日中両政府が専門家による協議を今年1月に始めていたことがわかった。日本は、科学的根拠に基づく議論を通じて中国側に処理水の安全性を粘り強く訴え、中国による日本産水産物の輸入停止措置の撤廃につなげたい考えだ。複数の日本政府関係者が明らかにした。1月の初回協議はオンラインで行われた。日本側は外務省のほか、経済産業省や原子力規制庁、東京電力の担当者などがメンバーとして参加した。周辺海域の海水や魚類などのモニタリング(監視)のあり方などを巡って両国の溝が埋まらず、現状、輸入停止措置の撤廃は見通せていない…