もう20年以上前、歴史小説にハマっていた時期がありました。たまたま実家にあった池波正太郎の「真田太平記」全10巻を読んで一気にハマり池波正太郎の「鬼平犯科帳」や「剣客商売」など一通り読んだ後に、吉川英治、藤沢周平、横山光輝などの主だったところを読み漁っていました。そんな中に、日本や中国のものだけでなく西洋の歴史小説ということで、塩野七生氏の本を読み始めたのですが、どうにも文章が馴染めずに途中で読むのをやめてしまいました。西洋史については興味がありつつもこれまでほとんど読んできませんでした。ただ唯一、岩明均氏のマンガ「ヒストリエ」が、古代の国のマケドニアが舞台の話であるぐらいでしょうか。そんな中…