古代史

丹後の海 間人（たいざ）付近 弥生時代終末期（2世紀末〜3世紀初頭）に纒向に生まれた初期ヤマト王権（邪馬台国）に丹後地方が大きく関わっていたことは、これまで幾度も触れて来たが、今回、改めて現地を踏査したことでその思いを一層強くした。この日は「ヤマトと丹後は一体だったか？」を考えながら歩いた。 今回のフィールドワークに先立ち、予習をかねて京都文化博物館で開催中の「ガラスの丹後王国の世界」展を見学した。 リーフレット表紙 「丹後王国」は表紙の説明にもあるように門脇禎二氏の提唱だ。律令制の「丹後国（たにはのみちのしりのくに）」は和銅6年（713）に「丹波国（たにはのくに）」を分割して成立したので、そ…

いつも応援ありがとうございます。よろしければポチっとお願いします( ^)o(^ ) ＃２０２５．６．４に記事にしましたが、もしかして開化天皇の墓を発見したと思って少し興奮して、うっかり勝山古墳の造成時期を庄内３新相では矛盾することを見落としました。 狗奴国王（崇神天皇）が最初に九州に遠征軍を送ったのは、卑弥呼の死247年の少し前のはずです。ですから墓の造成期間が在りますので、その数年前に開化天皇が崩御しているということになり、庄内３古相になります。周濠部の土器から造成時期を決めているので、庄内３新相が正しければ勝山古墳は開化天皇のものではないと言えます。 この霊ラインでは祭神がニギハヤヒ大王で…

いつも応援ありがとうございます。よろしければポチっとお願いします( ^)o(^ ) ＃前回の記事「【邪馬台国問題】反論を無視する仮説が消えない？古代妄想の世界やろ！(;^ω^)」でご紹介したYouTube動画で、畿内説を信じておられるプロのような方々と運よく議論できました。しっかりとご理解いただけたかは分かりませんが、大変いい議論になりました。有難うございました。よろしければお付き合いください(#^.^#) @as3982邪馬台国＝大和説で学術の世界では確定しています。九州大学名誉教授の西谷正、岡崎敬なども大和説です。 @katumoku10箸墓は何年も時間をかけて丁寧に作られた古墳です。正始…

いつも、ありがとうございます。よろしければポチっと応援をお願いします( ^)o(^ ) ＃以下の動画にコメントしました。 更にユーザーとも活発に議論していましたので、この動画のコメント欄にどうぞ！ よろしければ、またお付き合いください(#^.^#) 邪馬台国の場所はズバリここ！宮崎説・日向説が推される理由古代ずんだミステリー＠YouTubeいい話題を有難うございます。行程記事からだけだとどのようにでも解釈できるので、地名とかいろいろと条件を検討しないとダメですよね。 しかし、どんな仮説にも反論はあるけど、それをきっちりと論破できないと仮説は棄却されるということなんですよ。そういう科学のセンスが…

いつも応援ありがとうございます。よろしければポチっとお願いします( ^)o(^ )古代史ランキング ＃皇室に関するニュースなどの話題の多くは愛子天皇キャンペーンです！秋篠宮家バッシングは愛子天皇実現のためです。女性天皇は歴史上八人も存在したというショート動画を見つけたので、以下のコメントをしました。是非、お付き合いください！(#^.^#) みなさん驚かれると思いますが、記紀は天皇の歴史書ではなかったのですよ。 現存する最古の正史「日本書紀」は、壬申の乱を勝利した天武天皇が編纂を命じたようですが、完成は崩御の34年後だったのです。編纂に関わったと知られる当時の権力者藤原不比等が、藤原氏が権力を握…

いつも応援ありがとうございます。よろしければポチっとお願いします( ^)o(^ ) ＃先ほど、世界ミステリーCHの七支刀の動画「【衝撃】1600年前の剣、なぜ腐らない？ 国宝「七支刀」が語る古代の奇跡と新事実！」を見て、紀年銘の部分「泰■四年」が「泰和」であることがX線CTで判明したそうです。当方が想定したとおりでしたが、泰和四年は369年であるので、間違いを赤字で修正し、図も更新しました。よろしければまた、お付き合いください(;^ω^) ＃すでに「空白の世紀と倭の五王の謎（その１）・（その２）・（その３）」で推理したが、三世紀の日本の建国の史実と古事記の暗号を解いて、謎を解明しました。これに…

『魏志倭人伝』には、日本古代史に登場する女王・卑弥呼について、次のように記されています。 「鬼道につかえ、人々を惑わしている」 この記述を現代の感覚で読むと、なんだか呪術めいた、少し怖い印象を受けます。しかし、この「鬼道」や「惑わす」という言葉が、本当に邪悪なものを意味していたのかどうかは、実のところはっきりしていません。 「鬼道」は「死者の道」だった？ 一説によれば、ここでいう「鬼」とは、現在の「妖怪」や「悪霊」といった意味ではなく、古代中国において「死者」を指す言葉だったとされます。 中国の長江流域では、死者の霊を祀る原始道教的な信仰が広まっており、卑弥呼の時代にも、そのような習俗が日本列…