藤沢市は、建て替えを計画している市民会館の基本構想の素案を提示しました。市民が利用しやすい居場所的なホールをめざす考えなどを明らかにしていますが、議会では厳しい意見が相次いでいます。 素案では、大小のホール及び図書館や市民ギャラリーなどを複合化するとしています。全体の事業費は固まっていませんが、施設だけでおよそ171億円かかるほか、浸水対策費として、90億円から100億円かかる見通しです。 中心となるホールについて、藤沢市は、これまでのホールが音楽や講演に使われ、興行向けに使われるケースが少ないことから、興行向けではなく、市民が利用しやすい市民のためのホールをつくりたい考えです。 これに対して…