今回から、イリシャット・ハッサン・コクボレさんの『維吾爾雄鷹 伊利夏提① 中国植民統治下的「東突厥斯坦』P282の「文字改革---維吾爾雄人経歴的「文革」最大劫難」という文章を翻訳していきます。今回は前半です。 前三回は「人口侵略」がテーマでしたが、今回のテーマは「言語侵略」です。 漢民族がウイグル人のように中国国内に住む人口比較上少数の異民族を支配する場合、その歴史や文化や思想を象徴している言語を奪い取るという政策が歴史的に度々行われてきたということですね。いわゆる文化的ジェノサイドということですが、中国は二一世紀の今日に至っても未だにこのような前近代的な野蛮な政策が実行されているわけです。…