ランチ会をかねて大学の同窓会があった8月25日、その日の中日新聞の社説の見出しは 「私たちは数字じゃない」 私たちの社会は数字なしではなりたたないけれど、数字に置きかえられないけれど「大事なもの」があると論じていました。 〈 We Are Not Numbers 〉 ―私たちは数字じゃない― ガザにはこんな名前の文学者のグループがあるそうで自分たちが(死者数など)数字で語られることへの怒りが凝縮された言葉だとか。 ガザの死者数は昨年10月以来、2月末に3万人、今月中旬には4万人を超えているという。 数字の一つ一つが「誰それ」の命。かけがえのないひとり一人。我が町(3万7400人)の住民総数を上…