NHK連続人形劇。2009年10月12日スタート。教育テレビ・毎週金曜の18:00〜18:20に放送中。 全40話
主人公は、無鉄砲だが強い信念とまっすぐな心を持つ若者、ダルタニアン。 夢は、憧れの町で国を護る立派な銃士になること… 彼を支えるのは、魅力溢れる3人の英雄銃士、そして老練な元銃士隊長。 権謀術数張り巡らせる悪の権力者やミステリアスな女スパイが、 彼らの前にたちはだかります。 初恋、友情、嫉妬、復讐〜 様々な思いがスリリングに交錯し、息もつかせぬ展開で物語は進んでいきます。
2009年から2010年にかけ放送されたnhkの連続人形活劇『新・三銃士』といえば、当時見ていたという人もいるのではないだろうか。人形特有の動きで独特の雰囲気を醸し出し、現代と中世フランスを繋ぐ、魅力のある作品だ。三谷幸喜が監督を務め、現在でもAmazonなどで購入可能である。 今回はその第1話から第5話までが収録された、DVD新三銃士1の感想を述べようと思う。結論から言うと、原作に忠実な物語の展開を期待している人には不向きである。それは、枢機卿側がはじめから完全な悪役になっているからだ。教育テレビで放送された子供向けの番組なので、登場人物を悪と正義にわかりやすく分けておこうという魂胆なのだろ…