おはようございます。 新人セラピストに「動作分析」と呼ばれる人間の運動に関する考え方を伝える際に、どこまで何を理解しているのか?という観点が重要だということに気づかされました。 セラピストであれば「上腕二頭筋です」とか「後方重心です」とか「バランスが悪いです」とか、何らかの言葉や単語を知っているのは確かです。ただ、その言葉に含まれる、もしくはその言葉によって形成される意味に関しては、実際の動作を確認することで抽出せねばならない言葉が噴出してくることに気づけないことが多いのです。 昨日よくよく話を聞いてみると「肘関節が屈曲しているから上腕二頭筋」、「背中が丸まっているから後方重心」、「歩行時によ…