社長は引っこめ──。メンバーたちにそういわれて、私、定金は2018年、クライアントサポートのフロントから外れました。といっても、クーデターが起こったわけではありません。コパイロツトには、バラエティに富んだ人材がいます。その多様性を最大限に活かして、複雑化するクライアントのみなさまの課題に柔軟に向き合うには、もっとフラットで、有機的で、自走的な組織が望ましい。そう考えたメンバーたちからの発案であり、新たな挑戦でした。 もちろん、経営方針を変え、体制を変えるわけですから、相当な負荷がかかります。実際、労力の面でも、メンタルの面でも、大きなハードルがいくつもありました。が、そんなリスクを負ってでも“…