福岡は天神エリアの大規模再開発プロジェクト「天神ビッグバン」。本プロジェクトは着々と進行しており、天神交差点から半径約500m圏内の老朽化したビルは次々と最新型のビルに建て替わるなか、一箇所だけ昭和の雰囲気を残した箇所があった。高層ビルの間ですでに工事中という雰囲気の中に、5階建ての小さなビルがある。このビルに実は二つのお店が共存していることを知った。 中華料理屋の「新生飯店」は1958年に創業、1961年よりこのビル全部で、北京料理を中心としたラインナップで営業していたそうだが、その後60年代後半くらいからコンセプト変更をして昼のみの営業になった。一方のもつ鍋専門店「楽天地」は1977年創業…