今年の春、自作の俳句を新聞(全国紙の全国版)へ投稿してみました。そうしたら、新聞にわたしの俳句が掲載されるようになりました。選者のコメント付き(特選)で掲載されたこともありました。(ヘルダーリンの詩の記事で、「いさおし(功績)」のことを書きました。)この自作の句が新聞に掲載されたことは、俳句を始めたばかりの者にとっては、(庶民の)ささやかな「いさおし(功績)」です。ですから、素直に喜びます。ですが、この「いさおし」というものは、俳句そのものの本質とは、次元を異にする事柄です。まったく別の次元の事柄です。それは本人が一番よく知っているはずです。 一期に一会だけの俳句 -出合いの俳句-先日、わたし…