日本測地系は、明治時代に全国の正確な1/50,000地形図を作成するために整備された基準点に基づき、2002年4月1日の改正測量法施行日まで使用されていた日本の測地基準系を指す固有名詞。「旧日本測地系」(Tokyo Datum)ともいう。
ベッセル楕円体を採用し、天文観測によって決定された経緯度原点の値と原方位角を基準として構築された。
なお、2002年4月以降適用されている「日本測地系2000(Japanese Geodetic Datum2000)」は、国際的に利用されているITRF系を採用した世界測地系の一部。