日記 #エッセイ

去年の春、社会に出る直前の私は不安でいっぱいだった。ビジナスマナーなんて全く分からないし、コミュ力も高いほうじゃない。失敗続きで自分を嫌いになっちゃうかもしれない。 そこで、何があっても心を保てるように「毎日好きなイラストを描く」という自分ルールを作った。 3月末で始めてから1年が経ち、結果として「やってよかった〜！」と心底思う。「画力の変化」と「気持ちの変化」を、忘れないうちに書き留めておきたい。 「毎日描く」を始める前 高校時代に愛用していたスケッチブックの一部。 本題に入る前に、ちょっと自分語り。実は「毎日描く」を始める前は特大スランプに陥っていた。 中高時代は毎日描くなんて当たり前のこ…

お久しぶりです、田丸はるかです。 今日は というわけで、寝た気がしません。 一日中眠かったです。 おそるべし、電気。 一週間ぶりのブログなのに、 特にめでたい報告もなくてすみません。笑 でも漫画は毎日描いています！ 「コルクラボマンガ専科」という半年間の漫画講習に落ちてしまった、という記事を以前描いたと思うのですが ↓ torotoro.work Twitterの相互さんにコルクラボ受講者が何人かおられ、いつもタイムラインで課題に取り組むツイートを拝見しています。 みなさん一所懸命マンガと向き合っていて、自分も頑張らなくちゃ！とすごく思わされます。 「（10月にもう一度申し込みされるなら）とに…

「好き」の理由やきっかけは、意外とわからない。 たとえば、わたしはいつどのように文章を書くことを覚えたのか。なぜこういった文章を書き散らしているのか。いまひとつわからない。 「Fate/Grand Order」（以下、「FGO」）というスマホゲームをプレイし始めたきっかけも不可解なものだった。 ゲームのリリースは2015年夏だった。しばしば「『FGO』とはなんですか」と人に聞かれることがあり、「実際やってみないとなあ」と思い続けて2年。 2017年の夏、突然、「そうだ、今日やろう！」と思い立った。それは、「無職の息子が親のクレジットカードを使い、『FGO』に多額の課金をした」というニュースを読…

何をいまさらと言われそうだけれど、ずっとティム・ホー・ワン（添好運）に行きたかった。 ご存知の方も多いと思うが、ティム・ホー・ワンは香港発の点心専門店。ホテルレベルの味がリーズナブルに食べられると人気を博し、2010年にはミシュラン一ツ星を獲得。「世界一安いミシュランレストラン」と呼ばれたとかなんとか。 日本には2018年に上陸。現在は一号店となる日比谷店のほか、新宿のサザンテラスに店舗がある。 ティム・ホー・ワン（添好運）公式サイト - Tim Ho Wan Japan Official Website 写真はティム・ホー・ワンとは関係ありません わたしはずーっとここに行きたかったのである。…

どうしてお墓参りをしようなんて言ったのか、もう覚えていない。 「そういえば、甲野のおばさんのお墓ってどこにあるのかな」 そう言ったのは、たしかわたしだった。 帰省中で、わたしは時間を持て余していたのだ。 たまに帰省したのだから、親との時間を過ごさねばならない。 しかし、何をして――？ たぶん、思いつきだったのだろう。 「お墓参り、してみようか」と言って、母は車を走らせた。 川を渡り、田んぼの中の道路を突っ切って、隣の市へ。 季節は冬の終わり。どんよりとして寒い日だった。 「あーこのへんかな」 親戚づきあいは途絶えて久しく、墓地の場所自体があいまいだった。 母が自信なさげにウィンカーを出し、とあ…

書き慣れちゃったなあ、と思う。 上手い、下手は別にして。 わたしは書くのが遅いけれど、それでも説明的なエントリーなら、書き上げ時間の目測がつく。 最近では、「どうまとめていいんだ!?」と迷うことはあっても、「これはいつになったら書き上げられるんだ!?」と、茫然とすることはあまりない。 迷ったときは、即「じゃあ、いらないものをそぎ落として、まとめられるような形にしよう」と考え、実際、そうする。 問題に対して解決法がある――すばらしいのではないか？ そう思う一方で、「これでいいのか」という思いがある。 「文章に悩んだときのTips」（https://hei-bon.hatenablog.com/e…

もしもこの辺境のブログに辿り着いた方がいた場合、タイトルの時点で「美少女」とかついてることに「は？」となる人もいると思うんですよね。 ここは何か？ 女の美容語りブログか？高額コスメやエステやネイルの画像上げまくり自慢しまくりブログか？ LIPSって知ってる？ くらいの（ちょっと悪意がありすぎるかもしれない……デパコス好きですよ、そんな買えないけど）。 いや、全然違います。 むしろ美容から一番遠い話を延々とする予定のブログです。 オシャレ感もへったくれもないです。 というか私、もう全然「少女」とか呼べる年齢超えてる。 「なれない」とかつけたところでめっちゃおこがましい。 でもこのタイトルにしたか…

最近、行きのバスの中では、目が疲れて眠くなるとか充電が減りすぎてしまうとかそういういくつかの理由で、スマホをあんまり見ないようにしている。 本が読めるようになった。新しい本はまだ集中が難しいけど、小川洋子の短い小説や、さくらももこの旅日記エッセイ、昔読んだ本をまた読むのが楽しい。梨木香歩の「西の魔女が死んだ」も久しぶりに読んだ。この文庫本の、薄いクリームイエローの表紙デザインがきれいで好きだ。 周りの人の不機嫌や強すぎる言葉(自分に向けられていないものであっても)に、簡単に心を乱されてしまうのがストレスの大元だと、最近ようやくわかった。本の中で、西の魔女は主人公のまいに、「心から聴きたいと思っ…

時々、たっぷりのサラダでお腹を満たしたくなることがある。そう言う時に行くお店が職場近くに2軒あって、今日はそのうちの1軒に行きお昼ごはんを食べた。たっぷりとサラダが付いたガレット。具だくさんのスープも付いていて、本を読みたかったから食後にコーヒーもお願いして、一人の昼休憩を満喫した。 普段からなるべく野菜を摂るように気をつけているけれど、生野菜をたくさん食べた時は、身体が浄化されたような気持ちになる。職場に戻ってきた今も、なんだか清々しい気分。午後からの仕事が捗りそうな気がする（気がするだけかもしれない）。 お店に行く前に本屋さんに寄って、以前から読みたいと思っていた本を探したのだけど置いてな…

良い夢を見た。 ここでは言えないぐらい良かった。 でも、本当に良かったことは案外ブログには書けない。 本当に嫌だったこともブログには書けない。 不幸の受け皿として、ブログは非常に優秀だ。 しかし、書けないこともある。 何を本当に良いと思うのか、何を嫌だと思うのかを知られるのは恥ずかしい。 最近の私はポジティブだ。 サイゼリアに行って、４００円のピザを二枚注文した。 注文用紙の個数の欄にはしっかりと「２」と書いた。 注文を復唱する時、店員は「１」とも「２」とも聞き取れる数字を言ったが、「２」だと信じてスルーした。 結局、ピザは一枚しか来なかった。 もう一度店員を呼ぶ労力と空腹度を天秤にかけた結果…

ブロガーとして 皆様、いつもご購読ありがとうございます

明けましておめでとうございます。年末はクリスマス後に娘がインフルエンザA型にかかり、そこから妻、息子と体調を崩していったものの、なぜか俺だけ元気なまま大晦日を迎え、体調不良からかいつもより２時間も早く寝た家族を起こさぬよう、abemaで購入していたRIZIN40を夜な夜な観てコーフン冷め止まぬまま正月、今ココという状態。冬休みは明日から2日間の帰省という（残念な）イベントを残すのみとなってしまった。にしてもRIZIN40、神興行だったので寝正月も全て良い思い出となった。あと年の瀬になるとどんなジャンルにおいても「2022〇〇ベスト10」とやらがSNSやpodcastに溢れるからインプットに飽き…

今年に入ってからブログのサイドバーのところに、近況みたいなものをだらっと書いていました（ブラウザ版のみ読める）。Twitterは字数制限があるし、ブログはしっかり書かなきゃみたいな意識があって、そのあいだくらいの感じで。アーカイブしないって最初に書いてますが、いざ上書きするともったいない気になって（貧乏性）、保存していたので振り返りもかねて並べてみます。 ＊ ＊ ＊ " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">ここに場所をつくってみる。松岡正剛の千夜千冊のサイドバーコラムがけっこう好きだったのになくなってしまった。真似して、アー…

どうも、（@daiouoka）です。よろしくお願いします。 助けてもらえる人と助けてもらえない人の違いはなんなん？ どん底までいけば助けてもらえる？

scene at 2400-0700 都内より離脱している。京王井の頭線内で何気なく財布の残高を確認すると、ちんぴょろすぽーんだった(謎)。ま、元々が大した額は入っていないが気分は良くない。小銭入れはご丁寧にも1円玉と5円玉だけ残っていた。 げほげほ。地元駅の5つ手前で終電アウト。終電逃しのタクシーなんで何10年ぶりかのぅ。20分待ちで乗車、地元駅まで5800円の大ダメージだ。 何とか帰還して、ぶっ倒れるが神経が異様に高ぶって明け方まで眠ることができなかった。偲ぶ会で会った人たちのことが脳内で自動再生されるのだ。責められたり、怒られたりした。もちろん果敢に反撃する。うなされていたと思うよ。 s…

無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記― 作者:山本文緒 新潮社 Amazon 昨年、惜しくも亡くなった直木賞作家の山本文緒氏の闘病記、日記、エッセイ（ジャンルにうまく当てはまらない）です。 こういった闘病記は結構あって、私も、過去に複数読んだことがありますが、肩に力が入った感じのものが多い印象があります（性質上、やむを得ないと思いますが）。 山本氏の本書では、そういった力の入りかたは特に感じられず、余命宣告を受け、当惑しながら身辺整理を行い、様々な思いを抱き、生へ向けた淡い期待も抱きながら、徐々に死へと向かっていく、その短い日々を、作家らしい鋭敏な感覚、観察眼をもって書きつづられていま…

どうもフタゴです。 昨夜YouTubeで観たのですが、日記、エッセイを日頃からつけるのは精神上とてもいい事だそう。人は1日に今日あったことを70%忘れてしまうらしい。そして1ヶ月もするとそのほとんどは忘却の彼方。確かにそうだ。細かく見れば色々あった気持ちの移り変わりを残しておくのは今日を1日を充実させる。上手い文章なんて必要ない。人を楽しませる文章なんて尚更。むしろ荒削りな文法の本音こそ誰かを惹きつけたり、ストレスを発散できたりする。人に見られている、という自意識はいらない。誰にも見られていないと思い、書きたいことを好きなように書けばいい。『いいね』なんて少しも気にしなくていい。共感は知らぬ間…

『1日が長いと感じられる日が、時々でもあるといい』（タバブックス） タバブックスという出版社から、初の単著を出版することになりました。 タイトルは『1日が長いと感じられる日が、時々でもあるといい』。2020年から2022年、新型コロナウイルス、東京オリンピック、元首相銃撃事件と本当に色々あった3年間を、夏の時期を中心に収録した日記です。タバブックスのサイトにも情報が掲載されました。 tababooks.com 内容はこれまでに作った2作の日記ZINEを再構成＋2022年の日記＋エッセイです。今回は個人で作ってきたZINEではなく出版なので、お馴染みの書店さんでも手に入るはず！ 手に取っていただ…

PC充電切れand充電器どっかいったため携帯で打っております😃明日も投稿できなさそうだし、今日やらないと！画面ちゃうからいずいけど、私の携帯タイピングはギャル並みと言われてるから安心して👍🏻 こういうのは早く言ってくれって話〜。 まあ、読まない私が悪いんでしょお。これ以上目立たせるとなったら、開ける蓋にバアアアンと印刷するしかないもんね〜。 食べることしか考えてない者の目には入らんよ、この文章。 食べることしか考えてない者の目には入るよ、このクリーム。 うまいこと言った！上手！美味！馬！ #日常#日記#エッセイ