ランキング参加中歴史 〇三吉慎蔵の生家・小坂家 下関市の長府城下町にある横枕小路の端に、代々、小坂家が住んできた。 幕末時は、長府藩剣術指南役・小坂土佐九郎(9代)が暮らし、慎蔵もここで土佐九郎の次男に生まれている。 当時の地図では真ん中縦に横枕小路が走り、その横枕小路の上左端に「小坂土佐九郎」とある この地は、その後以下のように様々な変遷を辿る。 土佐九郎の長男・住也(小坂家10代)は慶応4年6月22日に家督を継ぎ、明治9年7月14日に長男・直三(11代)に家督を譲る。 ところが、直三は明治14年10月9日に17歳にして死去してしまう。 土地台帳の記述は、直三の跡を相続した直三の実弟・義作(…