死のお片付け ほんとうは… 価値あるもの のみ と 生きる という そういうお片付け なんだろうなあ 価値? って なにかなあ シーちゃん ニュースが日ごと きびしい… どっかが壊れてる 壊れてく そう おもう 壊れてゆくものだろう 日ごと壊れて 生きてゆく ひと 壊れたわたし もわたしなんだろう もの始末の途中 倒れそうだった あとでは無理かも…って お布団は用意しといた そしたら… 虫 あの 足の遅い わたしも捕まえられる黒い虫 歩いてた 見失った… 前世? 来世? 虫かも なんだから 自分に言い聞かせて そのまましといた 死のお片付け ほんとうもなにもないなあ 価値などとおもっても しよ…