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時しもあれ秋やは人の別るべき有るを見るだに恋しきものを

時しもあれ秋やは人の別るべき有るを見るだに恋しきものを

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【10分で聴く源氏物語 第9帖 葵10〈あおい〉】左大臣は女房達に故人の葵の上が愛した手まわりの品、衣類などを分ける。形見分けの哀しさよ。葵の上はたくさんの人に慕われていたんだな‥by😿

🪷【源氏物語170 第九帖 葵43】源氏は命の儚さと涙する。葵上が可愛がっていた童女も泣く。 源氏はだれにも同情の目を向けながら、 「すっかりよその人になるようなことがどうしてあるものか。 私をそんな軽薄なものと見ているのだね。 気長に見ていてくれる人があればわかるだろうがね。 しかしまた私の命がどうなるだろう、その自信はない」 と言って、 灯《ひ》を見つめている源氏の目に涙が光っていた。 特別に夫人がかわいがっていた親もない童女が、 心細そうな顔をしているのを、 もっともであると源氏は哀れに思った。 「あてき は もう私にだけしかかわいがってもらえない人になったのだね」 源氏がこう言うと、 …

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【10分で聴く源氏物語 第9帖 葵9】悲しみにくれる源氏。自分を哀れに思ってくれるであろうという頼みがあって朝顔の姫君に手紙を書いた。左大臣家で葵の上の思い出を共有する。失って分かる大切な人by😿

🌼【源氏物語166 第九帖 葵39】源氏の美しさに 先だって死んだ場合に女の魂は離れていくまいと中将は思った。 「相逢相失両如夢《あひあひあひうしなふふたつながらゆめのごとし》、 為雨為雲今不知《あめとやなるくもとやなるいまはしらず》」 と口ずさみながら頬杖《ほおづえ》をついた源氏を、 女であれば先だって死んだ場合に魂は必ず離れて行くまいと 好色な心に中将を思って、 じっとながめながら近づいて来て一礼してすわった。 源氏は打ち解けた姿でいたのであるが、 客に敬意を表するために、 直衣の紐《ひも》だけは掛けた。 源氏のほうは中将よりも少し濃い鈍色に きれいな色の紅の単衣を重ねていた。 こうした喪…