フレッド・ホイル著「10月1日では遅すぎる」を再読している。 この物語は、時間の感覚が不確かなものになった世界で、人類の行く先はどうなってしまうのか?その様子を主人公が奏でるピアノ曲が彩っていくような構成になっている。再読する中で、ほんの少し「時間のとらえ方」について分かってきたので、まとめていく。 10月1日では遅すぎる (ハヤカワ文庫 SF 194) 作者:フレッド ホイル 早川書房 Amazon (どうやら絶版らしく、これは中古のページです) ジョンによる時間の捉え方 仕切りの法則が変わる時 オリジナルと複製と ジョンによる時間の捉え方 物語の進行は主人公の作曲家・ディック(リチャード)…