お盆入りの日。台風近づく空模様のもと、ナツズイセンが咲いています。 夕方には、ご先祖様をお迎えしました。炎が揺らめいています。 穏やかでお静かなお盆をお過ごしいただければと思います。さて「法の水茎」のほうは、今月から「弘法大師空海のお話」として、とくに文学との関わりをテーマとしてみました。まずは『今昔物語集』に見える幼少期のお姿からです。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」122(2022年8月号) 8月1日は「地獄の釜の蓋が開く日」。関東地方の一部では、この日を「釜蓋朔日(かまぶたついたち)」と呼び、ご先祖様があの世から家々に向かって出立する日と言い伝えています。 とことは…