今日はもう一度「書いて生きていく プロ文章論」の話をする。前回はちょっと持論を展開しすぎたので、今回は純粋に本の中身を話していこうと思う。 書いて生きていく プロ文章論 作者:上阪 徹 ミシマ社 Amazon この本はざっくりいえば「使う本」で、「書くってどういうことなんだっけ?」ということの確認作業ができるようになっている。 目次がチェック項目のようになっていて、⚪︎⚪︎しましたか?▲▲に気を配りましたか?と分野に分けていろんな問いが用意されている。 文章を書いたあと、後ろ暗い気持ちの部分に目が留まる仕掛けなのが使いやすいポイント。いくつか読むだけでも、「書くっていうのは誰かが読むってことで…