1)ライブラリーやビブリオテークの明治初めの訳語。当時のよみは【しょじゃくかん】。 2)日本最初の図書館(明治5年,東京湯島)の固有名。昌平黌の施設を転用した。明治7年に浅草の米倉へ移転し,浅草文庫と改称。 3)西武系の書店リブロの池袋店(東京)が入っているビルの名称。よみはおそらく【しょせきかん】
*「ノート」:本ブログでは自分で調べたこと等を記録するノートの意として利用します。 中島京子さん「夢見る帝国図書館」を読みました。 作品中、日本の図書館の歴史が出てきます。 <PR> 夢見る帝国図書館 (文春文庫) [ 中島 京子 ]価格: 891 円楽天で詳細を見る 1,初代図書館の場所の変遷 明治時代、日本初の図書館、「書籍館(しょじゃくかん)」が設立されます。 この書籍館、どこにあったのかというと、東京の湯島です。湯島にある「大成殿」という建物に、書籍館がありました。 今は、「湯島聖堂」と記した方が、皆様には伝わりやすいかと思います。 書籍館は、後に、帝国図書館へと名称を変えるとともに、…
4月2日は「図書館開設記念日」です。 この日本初の近代図書館が出来たことに 由来すると言われています。 明治政府は旧幕府から接収した書籍類を 太政官や各大学へ分割して引き継ぎましたが、 文部省博物局はこれらを1か所にまとめて 公衆の閲覧に供することとし、 明治5 (1872)年4月2日に、 日本最初の近代的公立図書館として 「書籍館」(しょじゃくかん)を 湯島聖堂に開設したのです。 開設に尽力したのは、博物館長兼書籍館長の 町田久成(まちだひさなり)です。 「博覧会事務局」とは 、明治6(1873)年に オーストリアの首都ウイーンで開催予定の 万国博覧会に参加することになったため、 明治4年1…
坂野徹『〈島〉の科学者:パラオ熱帯生物研究所と帝国日本の南洋研究』(勁草書房、令和元年6月)に、「書籍館」が出てくる。パラオ研の所長畑井新喜司が昭和13年に東北帝国大学を退官したことを記念に、翌年12月研究所に図書庫が作られた。畑井はそれを「書籍館」と命名したという。明治期にLibraryの訳として当初「書籍館」が使われたが、その後「図書館」に取って代られたことは知っていたので、畑井は昭和になっても古い用語を使ってるなと思っていた。そう言えば、『文献継承』に鈴木宏宗氏の論文が載っていたなと、34号の「明治10年代「図書館」は「書籍館」に何故取って代ったかーー「図書」の語誌に見る意味変化と東京図…