株式投資を始めると、まず気になるのが「配当利回りが高い銘柄はお得なのでは?」という点です。確かに配当利回りは株主還元を測るうえで分かりやすい指標ですが、それだけで投資判断をするのはとても危険です。 この記事では、ROE(自己資本利益率)、配当性向、DOE(株主資本配当率)、有利子負債比率といった指標を使い、より深く企業の実力と将来性を見抜く方法をわかりやすく解説します。長期投資で後悔しないために、ぜひ最後までお読みください。 ROE(自己資本利益率)で企業の収益力をチェック ROEとは、「自己資本を使ってどれだけ効率よく利益を上げたか」を示す指標です。計算式は以下の通りです。 ROE = 当期…