前回に引き続いて、1789を登場人物を中心に感想を書いていこうと思います。 書きたいことが多すぎて長文ですが、良かったらお付き合い下さい。 早速感想に入ります。 シャルル・アルトワ(瀬央ゆりあ):美しかった。それ以上に二面性が恐ろしかった。 にこやかなような表情で穏やかで優雅な語り口で周りの人々を意のままに操る一面と本性が現れた冷酷な一面が。にこやかなような表情で穏やかで優雅な語り口の時も、自分の意に従えという圧力を感じる。今まで周りの人々をこの二面性を使い分けることで、自分の意に従わせてきたのではないのだろうか。本当に切れ者だと思う。 それが実兄で国王であるルイ16世にさえも甘言を囁き、誤っ…