近年アメリカでは日本の朝鮮統治に関する実証研究が進み、〝史上最も苛酷な植民地支配〟といった民族主義の視点に立つ〝暗黒史観〟は修正されつつある。米国の歴史学者が10 余年に及ぶ研究にもとづきこれを検証。日本統治下の朝鮮では現実主義、相互主義的でバランスのとれた政策が実施され、それが戦後韓国の発展の礎となったと結論づけた瞠目の書! アメリカ人の公平さに瞠目する。ジョージ アキタとブランドン パーマーに感謝する。まえがきで、ジョージ アキタが「自分が日系人だから云々……」と、ひとくさり釈明めいたことを述べているが、誰がやっても同様な結論に達しただろう。 2013年になってやっとアメリカから出てきた正…