東京都のコロナ感染者は、ついに昨日2万人を超えました。どこまで増え、いつ収束するのでしょうか、誰も分かりません。 今回は、多摩地域を代表する寺院の一つ、曹洞宗の高安寺です。府中市にある高安寺は、稲城市からですと、多摩川を渡り東京競馬場、大國魂神社を過ぎ、分倍河原の方向へ旧甲州街道沿いに行くと直ぐに在ります。 多摩川を越えます。 高安寺境内の歴史は古く、ほぼ1千年前の平安時代中期に遡ります。寺伝では、東国の豪族で武将・藤原秀郷公が武蔵国国守となって府中の現在地に、館を建てたのがその始まりです。その館跡が市川山見性寺に改め寺になったといいます。 境内には、「秀郷稲荷」の小祠や「弁慶硯井」など、寺の…