編集部には「どこでもドア」も「タケコプター」もない(当たり前だが)。 なので、私のあんこ旅は基本的に電車かクルマだが、今回は小豆色のクルマ(名付けて「あんカー」(笑))を駆使して、房総半島の港町・木更津を目指した。 古くからこのエリアは港町で、江戸⇒東京とのつながりも長い。 隠れたあんこスポットの条件は十分にある。時代悪に染まっていない、いい和菓子屋さんがいぶし銀のオーラを放っているに違いない・・・。 との見立ては当たった。 宿泊先のホテルで情報収集すると、地元の常連さんのおすすめ、豆大福の名店の存在が浮かんだ。 夕方、足を運ぶと、踏切のこちら側にタイムスリップしたような、昭和な店構えが見えた…