家康の子【電子書籍】[ 植松三十里 ]価格: 968 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 徳川家康の側室のお万が子を孕んだが、家康は戦乱の真っ最中で、お万を省みる余裕はない。しかも子は当時嫌われた双子と悟ったお万は、近習の「鬼作左」こと本多重次と相談して、実家に戻って産みたいと望む。しかし家康はそんなお万に疑いを持ち、子への興味は失せてしまう。 生まれた子は予想通り双子だった。お万は病弱な1人を神官とし、家康には男子が1人産まれたと報告した。家康は幼名を於義伊と伝えるのみで、対面もしなかった。 そんな弟を哀れんだ兄の徳川信康は、家康に親子の対面をさせて、自分の子と認めさせた。しかし信康は実母の築…