『葵 徳川三代』(2000)の関ヶ原の戦いの前日の場面で、徳川家康(津川雅彦)が「やれやれ年老いて骨の折れることかな。息子がいたならば、これほどにもあるまいものを」と述べ、本多忠勝(宍戸錠)が「(関ヶ原に遅参している)秀忠殿(西田敏行)もおっつけ馳せつけられましょう」と答えると、「その倅ではないわ! 明日は長男信康…、信康めの命日じゃ」と呟く場面がある。 家康の長男徳川信康*1 松平信康 - Wikipedia と妻築山殿がなぜ織田信長に切腹を命じられたのは結局のところ、よくわからない。信康の妻徳姫(五徳)が父信長に十二ヶ条の罪状(密告の手紙)を送ったために、家康の重臣酒井忠次が信長に呼び出さ…