戦国武将。1527年〜1596年。 徳川家康の家臣。徳川四天王筆頭。家康の叔母を妻としており、三河統一期から五カ国領有期までの宰相格。東三河衆の旗頭。 長篠・設楽ヶ原の合戦では別働隊を率いて武田軍の拠点、鳶巣山砦を攻略して大勝の礎を築いている。
徳川信康切腹の際の信長に対する申し開きが不足していて家康から恨まれていたとの説もあり。
『葵 徳川三代』(2000)の関ヶ原の戦いの前日の場面で、徳川家康(津川雅彦)が「やれやれ年老いて骨の折れることかな。息子がいたならば、これほどにもあるまいものを」と述べ、本多忠勝(宍戸錠)が「(関ヶ原に遅参している)秀忠殿(西田敏行)もおっつけ馳せつけられましょう」と答えると、「その倅ではないわ! 明日は長男信康…、信康めの命日じゃ」と呟く場面がある。 家康の長男徳川信康*1 松平信康 - Wikipedia と妻築山殿がなぜ織田信長に切腹を命じられたのは結局のところ、よくわからない。信康の妻徳姫(五徳)が父信長に十二ヶ条の罪状(密告の手紙)を送ったために、家康の重臣酒井忠次が信長に呼び出さ…
徳川四天王(上)【電子書籍】[ 南原 幹雄 ]価格: 924 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 お大の方は、子を産むときに夢を見た。仏法の中心の呼ばれる須弥山の頂上に対座する帝釈天。そしてその四方には、東面に持国天、南面に増長天、西方には広目天、そして北方には多聞天が憤怒の宗を現わし、邪鬼を踏みつけて、帝釈天を守ろうとしていた。こうして産まれた徳川家康に苦難が待ち受けると、大の方の夢に現われ、帝釈天たる家康を守り抜くと告げる。 家康の叔父にあたる酒井忠次は家康よりも20歳年上だが、人質時代から家康に付き従うと共に、武将として戦場で活躍し、宿老としても小豪族時代の松平家から家を支え、家臣の教育に…
今年の大河ドラマが決まった時、臆病者の徳川家康を描いた池上金男著「遁げろ家康」を思い出し、「狸おやじ」を松本潤が演じると聞いて「?」でした。 第1回放送を観ると、悪女と言われる瀬名(築山殿)演じる有村架純、そして家康を「白兎」とよぶ「岡田信長」(今思えば、今年彼らを巻き込んだジャニーズ問題を連想させる・・・・)に首をかしげ、とどめはCGのお馬さんと火縄銃の連射のシーンで遂にギブアップ。 *Yahoo JAPANより それでも「阿部信玄」に未練があり、結局は三方ヶ原の戦い以降、瀬名と「ムロ太閤秀吉」を除いて視聴させていただきました。そこで印象に残った、鳥居強右衛門や夏目広次のシーン、北川景子の演…
大河ドラマ「どうする家康」は、豊臣秀吉の死去によって再び大きな節目を迎えようとしています。そのなかで、徳川四天王の筆頭であった酒井忠次(大森南朋さん)も静かに退場していきましたね。 今回のコラムでは、酒井忠次の子孫はどうなったのかについて触れてみましょう。 徳川家康の関東移封に伴って家臣たちにも領地が与えられ、独立した大名となったわけですが、酒井忠次はすでに隠居しており、子の酒井家次に下総国臼井3万7千石が与えられました(10月2日のコラムで紹介済みです) rekishi-jinbutu.hatenablog.com 関ケ原の合戦後の領地替えで、彦根藩に加増転封した井伊直政に代わり、家次が高崎…
予め言っておきますが、異論反論はお控え下さい。コメントをいただいても承認しません。なぜなら以下に書くことは私個人の感想ですから。 放送の方も既に終盤に入った《どうする家康》ですが、初回の放送から賛否両論あるというより、批判の方が圧倒的に多いように感じております。 なにしろ主人公の家康にしても、正妻瀬名にしても、それまでの大河ドラマとはキャラクターが全然違っているし、信長の清洲城は中国の故宮みたいだし、過去の大河では外すことのなかった金ヶ崎の退き口さえ《何やかや》で省略するし、全般的にCG過多だしで、批判の声が上がるのもまあある程度理解は出来ます。 ただ、私は今回の家康の放送を結構楽しんで見てま…
瀬名ロスがぶり返す押し花の秘密 NHK大河ドラマ「どうする家康」第34回「豊臣の花嫁」が2週間前の9/3に放送されていた。体調不良時を除き、一応、毎週感想をダラダラと書いてきているのに、今回は何の理由もなく通過するところだった。危ない危ない。 34回も決して見どころが無かったわけではなく楽しんで見たのだが、このところのジャニーズ問題の方に気を取られていたら・・・今作は、ガッツリとジャニーズ大河だ。9/15発表の新キャストにもジャニーズタレントがいる。とはいえ、主役を挿げ替える訳にも行かないから、今年はこのままだろう。 さて、早速あらすじを公式サイトから引用させていただく。 打倒・秀吉(ムロツヨ…
天下人織田家の看板、変わりつつあるのに NHK大河ドラマ「どうする家康」の第32回「小牧長久手の激闘」が8/20に放送された。公式サイトからあらすじを引用する。 家康(松本潤)は秀吉(ムロツヨシ)10万の大軍に対し、あえて前進し、小牧山城に兵を集めた。互いにどう動くか探り合いが続く中、康政(杉野遙亮)は秀吉の悪口を書き連ねた立札をばらまいて秀吉を揺さぶる一方で、城の周辺に謎の堀を作り始める。徳川軍が守りに入ったと考えた池田恒興(徳重聡)は、秀吉に、家康を引っ張り出すため岡崎城を攻撃するという策を献上。進軍を開始するが、まさにそれこそが家康の狙いだった。(これまでのあらすじ | 大河ドラマ「どう…
アイドル松潤家康、面目躍如の舞 NHK大河ドラマ「どうする家康」第26回「ぶらり富士遊覧」が先週7/9に放送され、アイドル松本潤はやっぱり伊達じゃなかったと感嘆するしかないキラキラの「海老すくい」を見せて頂いた。今回はこれが白眉。 上半身を真っ直ぐに、舞台上にスススと滑るように進み出るブレない姿は、古いけど「徳川慶喜」本木雅弘が禁中で走る姿を思い出した。それでいて腰を曲げて跳ねる時の軽やかさ。よろけそうもないバランスの良さ。上品だな~これは絶品って言うべきでしょう。 松潤の「嵐」としてのダンスはいつが最後だったのだろう。彼が踊るのはそれ以来じゃないのか。お宝ダンスだったかな。 それに、後編突入…
こんにちは。 さて、前回の続きです。 humikisaragi.hatenablog.com どうする家康全国巡回展を見終えて目的を果たしたわたしたちふたりは、せっかく鶴岡に来たのだからと、鶴岡アートフォーラムのすぐ近く、鶴岡公園を見に行くことにしました。 鶴岡公園は鶴ヶ岡城址で、お堀も残っており、本丸跡には神社もあったりと、わたしたちにははずせないスポットでこざいます。 あーお堀キレイ。 噴水作ってるんですねー。 マイナスイオンいっぱいかな? 本丸があった場所には現在は荘内神社が。 荘内神社の花手水。 荘内神社。「縁」の文字は今年の一文字だそう。年末に翌年分を定めてるみたいですね。(フェイス…
空城の計と酒井忠次の酒井の太鼓で知られる三方ヶ原合戦の後の浜松城。 磐田市見付の見付学校には、伝・酒井の太鼓が展示されています。 このNHKニュースによれば、江戸後期に、浜松城に「酒井の太鼓」があったことが確認されているということです。 浜松市博物館の展示から「酒井の太鼓」 見付学校の「伝・酒井の太鼓」をいろいろな角度から。 これによれば、浜松城にあった太鼓であったらしいですが、それが「酒井の太鼓」であるとは書かれていないです。現在は修理中で展示されていないということですが、こういうものは「科学」を使えば、その信ぴょう性もわかりそうです。歴史のロマンがなくなってしまいそうですが。。 最上階にも…