日曜日に東京国立博物館に行って来ました。前回ご紹介した「特別展 はにわ」には、2時間待ちの行列ができており、本館や東洋館にはたくさんの外国人も来ていました。 本館2室では、平安時代に書写された国宝の「元暦校本万葉集(げんりゃくこうほんまんようしゅう)」が展示されていました。 元暦校本万葉集(国宝) 開かれていた巻一(上の画像)を見ると、あの有名な額田王の歌「あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る」が、万葉仮名とかなで書かれていました。当然のことがらその左には天武天皇の「紫の にほえる妹を 憎くあらば 人妻ゆえに 我恋ひめやも」の歌も見えました。公式の行事の場で、天智天皇の妃の…