江戸幕府,第2代将軍 徳川家康の三男。
兄の松平信康・結城秀康や弟の忠吉と比べ戦下手であったと伝えられ、関が原の戦いでは30000の軍勢を引き連れながら、真田氏が篭る兵力2000の上田城を攻略できず、本戦に参加できず、大阪の陣では早く戦場に着くことに執心し、強行軍で兵を移動させたため、兵がことごとく疲弊し、家康に叱責されている。
徳川秀忠(1579年~1632年)は、江戸幕府の2代将軍として知られています。初代将軍・徳川家康の後を継ぎ、幕府の安定に尽力しました。しかし、父・家康の存在があまりにも大きかったため、歴史の中ではやや影の薄い存在とされることも少なくありません。 本記事では、秀忠の生涯やその功績に焦点を当て、彼がどのように江戸幕府の礎を築いたのかを見ていきます。 1.徳川秀忠の生い立ちと家康との関係 徳川秀忠は1579年、家康の次男として生まれました。幼少期の記録は少なく、詳細はあまり伝わっていませんが、文武両道に優れた人物だったとされています。彼が将軍としての道を歩み始めたのは、関ヶ原の戦い(1600年)の後…
マンガ日本の歴史29 江戸幕府と朝廷石ノ森章太郎中央公論社1992年3月5日 初版印刷1992年3月20日 初版発行 『マンガ日本の歴史 28 徳川家の天下統一』の続き。28巻では、関ヶ原の戦から、大坂の陣、豊臣氏の滅亡まで。家康の天下到来。29巻では、家康の後を秀忠がついで、国内の統制が整う。徳川家が、朝廷までをも統制しようとしたということ。 megureca.hatenablog.com 目次序章 「東照大権現」の威光第一章 和子入内と朝廷支配第二章 将軍秀忠の大名統制第三章 幕府の宗教統制第四章 女帝誕生 1616年 元和2年、 徳川家康は75歳で歿する。家康の三男、二代将軍、秀忠(38…
本日(2024年10月17日)、職場の休み時間に家内から知らせがあって、俳優の西田敏行氏(1947-2014)の訃報を知った。10月8日の『劇場版ドクターX」の完成報告会見にも出席していたそうで、まだ76歳だったとのこと。親戚でも知り合いでもないが、少しくショックを受けた。 亡くなって何時間も経っていないのに、浅田美代子、石田えり、岸本加世子、北野武、堺正章、佐藤浩市、柴俊夫、武田鉄矢、倍賞千恵子、米倉涼子といった人々が次々と追悼コメントを出したが、帰りの電車の中でそれを読んで私も涙していた。 このブログの開設時に記したように、私の歴史好きは西田が豊臣秀吉を演じた大河ドラマの『おんな太閤記』(…
芳墨令披見候、誠長丸*1事令対面珍重候、先書二如申遣、一段利発ニ而、別而祝着候、家康二も不劣、公義*2を大切ニ可存心底相見候、尤ニ思召候、此侭可有在洛由ニ候へとも、右如上意*3候、自然人質之様ニ関東辺*4取沙汰候ハんハ、其方之為如何敷候間、早速被指下候、其段井伊侍従*5可相達候、御帰陣之刻被上*6候ハヽ、禁中昇進之儀も被仰出、以来者緩〻*7と可被為在京候、猶浅野弾正少弼*8可申候、畏覧*9、 正月廿八日*10 秀吉在判 駿河大納言殿*11 (四、2918号) (書き下し文) 芳墨披見せしめ候、誠長丸のこと対面せしめ珍重に候、先書に申し遣わすごとく、一段利発にて、別して祝着に候、家康にも劣らず、…
保科正之の生涯 名君の碑【電子書籍】[ 中村彰彦 ]価格: 968 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 滅亡した北条家の旧臣に生まれたお静は江戸城に侍女として仕え、二代将軍となる秀忠に見初められて懐妊する。しかし嫉妬深い秀忠の正室お江与の方の迫害から逃れるため江戸城から立ち去る。一度は子を流したが、秀忠の願いで再度登城し懐妊した時は、今度は生む決意をして、以前親切にしてもらった武田信玄の次女である見性院(穴山梅雪正室)に保護と養育を依頼する。 見性院は幸松と名付けた子を可愛がるが、将軍の子を女子が育てるのはふさわしくないと感じ、武田家でも武勇の名高い、高遠藩主保科正光に預ける。幕閣の意向も確認し…
風雲児・前田利常 われに千里の思いあり(上)【電子書籍】[ 中村彰彦 ]価格: 866 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 美貌な母の容色を引き継がなかったために婚期を逃すが、自らの幸運を楽観的に信じていた下級武士の娘お千世は、前田家正室お松の侍女となったが、朝鮮出兵で当主前田利家が肥前名護屋城に在陣していた時、「洗濯女」として派遣される。ところがそこで56歳の利家のお気に入りとなり、一子利光を生むことに。しかし正妻のお松は利家の子を多く産んでいたため、利光の処遇は軽んじられたものだった。 豊臣秀吉政権の末期、嫡子秀頼はまだ子供で、実力者の徳川家康に対抗するため、秀吉は古くから知る「槍の又左」前…
♬ 松風騒ぐ丘の上 古城よひとり 何偲ぶ・・・ ああ 仰げばわびし 天守閣・・・・♪ (『古城』三橋美智也 作詞:高橋掬太郎 作曲:細川潤一) Yの部屋で話していると、ラジオからDJが、今日は江戸のはじめに、 一国一城令が出た日です。それを記念して、古城をお送りします・・・ とアナウンスして、曲が流れ始めた。 Y「はは・・・こじ付けもいいとこだなぁ・・・ ♪ ま~つかぜ なんか 吹かなぁい~ こぉの じぃだいに~~~ってな」 私「はは、お前の歌がこじ付けだろ。だけど一国一城令なんかあったかなぁ?」 Y「うん?調べてみるか・・・ えっと・・・この本によるとだな・・・ 慶長20年閏6月13日(16…
「神の君へ」から来年の「光る君へ」 もう片手で数えれば2024年が来る。年末だ。毎度のようにああだこうだに追われて年の瀬を迎えているが、気づけばまだ「どう家」最終回について書いていなかった。下手すると来年の大河「光る君へ」が始まってしまうじゃないか。 NHK大河ドラマ「どうする家康」第48回(最終回)「神の君へ」は、もう10日以上前の12/17に放送された。この記事を12/29の総集編前に書き始められて良かった(アップできるのは後かもわからないけど😅)。 最終回サブタイトルの「神の君へ」は明らかに来年大河の「光る君へ」を意識したものだろう。Amazonで発売されていた脚本をチラ見したら、最終回…
砲撃にさらされ過呼吸の千姫。秀忠も泣く NHK大河ドラマ「どうする家康」は大詰めの第46回「大坂の陣」を12/3に放送した。あらすじを公式サイトから引用する。 豊臣家復活を願う方広寺の鐘に、家康(松本潤)を呪う言葉が刻まれたという。家康は茶々(北川景子)が徳川に従い、人質として江戸に来ることを要求。激怒した大野治長(玉山鉄二)は、両家の仲介役・片桐且元(川島潤哉)の暗殺を計画。家康はついに14年ぶりの大戦に踏み切る。全国大名に呼びかけ、30万の大軍で大坂城を包囲、三浦按針(村雨辰剛)に用意させたイギリス製大筒を配備。そんな徳川の前に真田丸が立ちはだかる。(これまでのあらすじ | 大河ドラマ「ど…
関西で、京都に寄ったので、オーバーツーリズムを避け、 二条城から大徳寺と、紅葉狩り。 信長から、秀吉、家康、石田三成に、小早川、畠山、大友など 戦国有名大名に、ゆかりのある名所旧跡です。 ◯大河ドラマの示したもの で、もう12月、大河ドラマも、残すところ、大阪の陣、あと3回。 今の大河ドラマも、織田、豊臣より徳川、 主人公だからあたりまえですが、、 二代目も、優秀な秀頼より、臆病な秀忠がよい、 秀吉より家康、の路線できています。 覇権より王道、武力より平和、ヒーローより弱者が優先、 このあたり、どうも偏向しすぎているように思います。 弱者としての女性から、弱者としての男性に、 スポットが当たっ…