13日と20日の大河ドラマ「どうする家康」は、徳川家康が羽柴秀吉と生涯唯一、直接対決した「小牧・長久手の戦い」が放送されました。この戦いのキーマンとなった人物は、織田信長の子・織田信雄でしたね。 ドラマでは頼りなさげで、思慮に欠く人物像に描かれていますが、さまざまな歴史書を見ても、織田信雄の評価は高くありません。信長という偉大な父親と比較されるせいもあって、信雄は「凡将」の代表格のように書かれています。 今回は織田信雄という武将について考察してみましょう。 ブログ「歴史・人物伝」では以前にも織田信雄についてコラムを書いています。 rekishi-jinbutu.hatenablog.com そ…