日本の女優。1981年9月29日生まれ。東京都出身。 劇団東京乾電池の研究生や出版社勤務を経て、2009年に映画デビューを果たした。
封切り二日目。 席数98の【SCREEN2】は満員の盛況。 『黒沢清』のフィルモグラフィーを確認すれば、ドラマ性の強い作品が続いたのちに、暴力に彩られた一本が突如として撮られていることに気づく。 まるで普段は理性で抑え込んでいる残虐性が突然発露するように。 ここ十年なら〔クリーピー 偽りの隣人(2016年)〕〔蛇の道(2024年)〕がそれにあたるか(後者はリメイクだが)。 そして本作は前作に続き暴力に彩られた一本。 多少のご都合主義は全て脇に置き、無慈悲な描写を堪能すべき。 『吉井良介(菅田将暉)』は転売ヤー。 ネット上の情報に注意を払い「セドリ」をし、利ザヤをコツコツ稼ぐよりも、弱みに付け込…
封切り四日目。 席数118の【シアター3】の入りは七割ほど。 北海道の少年スポーツの事情はこうなっていたのか。 たぶん物語りの舞台は小樽だろう。夏場は野球。冬になれば積もった雪でグラウンドが使えないので同じメンツでアイスホッケー。 でも、これじゃあ用具代が高額で、よほどの金持ち世帯でないとムリな気がするのだが。 『タクヤ(越山敬達)』は吃音を同級生にからかわれ、野球もセンターの背番号を貰っていながら、練習中もぼ~っとしている。 アイスホッケーでもゴールキーパーを押し付けられ、そこでも動きが鈍く、易々とゴールを次々に許してしまう。打ち込めるものが無い、なんとも中途半端な日常。 そんな彼が、練習後…
封切り三日目。 席数142の【SCREEN1】の入りは六割ほど。 本年7月11日の「トランスジェンダー職員の女性トイレ利用制限」についてのあるいは10月25日の「性別変更の手術要件」についての最高裁判決からも分かるように、この国での「LGBT」への見方も随分と変化か起きているよう。 とは言え、それは「LGBT」に対して、とのあくまでも括弧付きの事柄であって、それ以外についてはどうにも心もとない。 いみじくも作中で「多様性」について語られるように、ある人の嗜好や思考を100%理解することは不可能なのに、それを耳障りの良い言葉で軽く括ってしまっている。 また、「LGBT」についても、今でこそ追い風…
瀬名ロスがぶり返す押し花の秘密 NHK大河ドラマ「どうする家康」第34回「豊臣の花嫁」が2週間前の9/3に放送されていた。体調不良時を除き、一応、毎週感想をダラダラと書いてきているのに、今回は何の理由もなく通過するところだった。危ない危ない。 34回も決して見どころが無かったわけではなく楽しんで見たのだが、このところのジャニーズ問題の方に気を取られていたら・・・今作は、ガッツリとジャニーズ大河だ。9/15発表の新キャストにもジャニーズタレントがいる。とはいえ、主役を挿げ替える訳にも行かないから、今年はこのままだろう。 さて、早速あらすじを公式サイトから引用させていただく。 打倒・秀吉(ムロツヨ…
「裏切り者」「豊臣の花嫁」の第33、34回。苦渋の決断をした石川数正(松重豊)が、シブくて男気があってカッコ良かったです。 本作を見るまで私は、主君と仲間を裏切った徳川の重臣、石川数正の存在を知らなかった。これは戦国最大の謎と言われた事件だったらしい。しかし、本作の解釈では、徳川と豊臣の戦を回避するため、徳川一の頭脳(外交上手で戦略家)の自分、数正が秀吉に寝返ることによって、徳川の戦意を挫いたということになっている。 さもありなん。 秀吉との外交を一手に引き受けていた数正を、秀吉に調略されたと疑う徳川家臣団は、数正のいない御前会議で、彼の出奔の真意を理解し「数正がたわけたことしたから、殿(家康…
www.cccreation.co.jp ■脚本・演出堀越涼(あやめ十八番)■出演山田真歩、松島庄汰、藤原祐規、和合真一、宇佐卓真、大沢健、渡邊力(少年Tの代役)〈アンサンブル〉今村航、酒井和哉、下野はな、竹内麻利菜、中野亜美、中野克馬、古川和佳奈、牧田優希(松崎貴浩の代役)〈楽隊〉吉田能(ピアノ)、中條日菜子(ヴァイオリン)、石崎元弥(ドラム)■会場KAAT神奈川芸術劇場-----雨。その姿は見えないが、その足音と気配がする。この雨の正体は”化け物”である。これから訪れる未曾有の水害を、まだ誰も知らないで居る。油木正人(現代:大沢健)の事務所は今、激しい雨音と闇の中にある。20年前。旅行雑誌…
画像:リンクより 文豪エミール・ゾラの名作「テレーズ・ラカン」を原作に、愛人との情事に溺れる妻を描いた愛憎劇 今朝の1日1映画は『アレノ』(2015年 日本)を鑑賞。 病弱な夫(川口覚)と味気ない結婚生活を送っていた妻(山田真歩)は、2人の幼なじみでもある男(渋川清彦)と不倫関係にあった。 妻は男と結託し、偶然を装って夫を溺死させようとする。 しかし、夫を湖に突き落とそうとした時、乗っていたボートが3人もろとも転覆。 なんとか岸にたどり着いた妻と男は、湖畔のラブホテルに宿をとり、情欲にふけりながら夫の溺死体があがるのを待つことにする…。 フランスの文豪エミール・ゾラの「テレーズ・ラカン」を翻案…
きょう9月29日は、山田真歩(やまだ まほ)さんの誕生日です。1981年生まれの41歳になりました。おめでとうございます。東京都出身。明星大学教育学部卒業。劇団東京乾電池研究生、出版社勤務を経て、2009年に『人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女』(2009-2011:加藤行宏)にて映画デビュー。ユマニテ所属。既婚。 山田真歩さんの映画最近作は、 2020.02.28『架空OL日記』(2020:住田崇)、 2020.12.18『私をくいとめて』(2020:大九明子)、 2021.02.11『すばらしき世界』(2021:西川美和)、 2021.05.28『明日の食卓』(2021:瀬々敬久)、 202…
警視庁強行犯係 樋口顕Season2 毎田暖乃さんがかわいすぎる 山田真歩さんがかわいい 警視庁強行犯係 樋口顕Season2 毎田暖乃さんがかわいすぎる 妻、小学生になるでおなじみ 毎田暖乃さんがゲストでした めちゃくちゃかわいいですね そして卓抜した演技 ほんと天才だと思います このまますくすくと成長して 日本を代表する女優さんになってもらいたいですね 今回も少し暗い感じの小学生役を好演 素晴らしかったです 彼女が出てるってだけで 作品を見たくなる女優さんだと思います 山田真歩さんがかわいい 毎田暖乃さんのお母様役で出演 しっかりとした演技を披露してくれました この人もめちゃめちゃかわいい…
(あらすじ) パッとしない舞台女優、山田真歩(山田真歩)は、自ら主演のネットドラマを作ることを思いつく。ロケ地の田舎町で撮影協力を得ることになった真歩だったが、彼女は人の善意を次々とあだで返していく女だったのだ。そしてついにドラマは完成するものの評価されず、真歩は再チャレンジを決意する・・・。 今回はS原の1人語りです。 これは……なんというか……変わった映画でしたねえ… アングラとかマイナーとか自主映画っぽいと言えばそうなんですが、それだけでは言い切れない何かがあるんですよ。かなり以前に、『ほぼ誰も知らない邦画20連発』という企画で紹介をした「ペットおやじ」(2005)「ロボ一族」(2004…
今年中にまとめが間に合うのか不安しかない。やっと夏のクールまできました。このクールでは7作品を視聴。とくに良かったのは、次の3作品です。 まずはこの作品、TBS系列 金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』水川あさみさん主演で楽しみにしていましたが、櫻井翔さんがハマり役で。櫻井翔さんをモデルに書かれたそうなので、当たり前なのでしょうが、櫻井翔さんの演技とこの作品のキャラクターがピッタリでしたね。作品もワクワクハラハラという感じではないのですが、次を知りたいという好奇心をくすぐられた作品でした。原作:早見和真脚本:いずみ吉紘、神田優、福田晶平出演)水川あさみ、玉山鉄二、丸山智己、和田正人、渡辺大、曽田陵…
2025年01月05日号(通巻833号) 表紙:サッカーファンのザーラさん(27歳) Zahra, a 27-year-old woman, and a football fan アジアンドキュメンタリーズ 1月配信 特集「怒れる女性たち」 『サッカーを観て何が悪いの!?』 www.youtube.com asiandocs.co.jp
不幸と不運の全部盛りセットをぐぎぎっと歯を食いしばりながら無理やり食べさせられているみたいな映画。【最後まで行く】 2023年 - 日本 - 118分監督: 藤井道人 キャスト: 岡田准一 綾野剛 広末涼子 磯村勇斗 黒羽麻璃央 山田真歩 杉本哲太 柄本明 オリジナル: 「最後まで行く」2014年 - 韓国ヤクザから金を受け取っている汚職警官の工藤は、母親が危篤との連絡を受けて雨の夜、病院に向かって急いで車を走らせていた。すると突然、男が道路に飛び出してきて、工藤は避けきれずに男を轢いてしまう。人通りのない道で目撃者もなく、工藤は思わず死体をトランクに隠すが... 面白かった! オリジナルの韓…
「あなたの番です 劇場版」(2021)を見る(Netflix)。映画は、2019年のドラマ版の初回で描かれた年の差カップルの手塚菜奈と翔太の引っ越しの日を起点としたパラレルワールドとして描いている。 クルーズ船で連続殺人事件が起こるが、様々な人物の話を薄っぺらく広げ過ぎて詰め込み過ぎている印象。怪しい人物が多数登場し、最後に真犯人が明らかになるがすっきりしない終わり方なのが残念。 監督は映画「悪夢ちゃん The 夢ovie」の佐久間紀佳。企画・原案はドラマに続き秋元康。 主演はドラマ同様、田中圭と原田知世。ドラマからの出演では西野七瀬、奈緒、竹中直人、横浜流星、田中要次、木村多江、袴田吉彦、片…
<ドラマ><サカー> *7.4% 13.0% 08:00-08:15 NHK 連続テレビ小説・おむすび #56「働くって何なん?」橋本環奈,佐野勇斗,三宅弘城,萩原利久,なるみ,【語】リリー・フランキー【作】根本ノンジ *5.9% 10.5% 08:00-09:55 EX* 羽鳥慎一モーニングショー 12:30-12:45 NHK 連続テレビ小説・カムカムエヴリバディ #21「1946−1948」上白石萌音,村上虹郎,YOU,段田安則【語】城田優【作】藤本有紀【音楽】金子隆博 09:55-10:25 EX* じゅん散歩 高田純次が「川崎 向ヶ丘遊園」を散策▽職人技光る高級三線で名曲を演奏▽あの…
また変な時間に起床。 せっかくの休み、睡眠ばかり(笑) 年を取ったら睡眠時間減ると思っていたのに、今だに10時間以上寝てしまう。 自律神経が乱れているのか?糖分過多なのだろうか? しかし目覚まし時計を無視しての二度寝は最高に幸せだ。 玄関扉を開けようとした際、眩しい月が。 写真ではわかりにくいが、月ってこんなにも明るかったのか? 何だか月に見られているような、、、THE 自意識過剰。 憂鬱な月曜日の朝にプチ贅沢。 オードリーさんがCMやっている2品。炊きたて〜♪ まさか若林さんがMー1の審査員やるとは。。。たしかラジオで審査員はやらないと仰っていた気がしたので驚きのニュース。 春日さんはTVが…
憑きそい (山田真歩、山崎樹範出演) Blu-ray BOX 『憑きそい Blu-ray BOX』霊感が強い主人公のめぐみ(山田真歩)は趣味の占いをきっかけに様々な人々と出会い、恐怖体験に巻き込まれていく。 ある日めぐみは駅のホームで笑う男と共に線路に飛び込む人を見てしまった。 『憑きそい Blu-ray』その瞬間の男の笑顔が頭から離れない― 丘の上に立つその家はいわくつきの物件だった― 子供の頃から怖かった実家、その階段から何か気配が― 思わず悲鳴を上げてしまう最恐のホラー体験を。 『憑きそい (山田真歩、山崎樹範出演) DVD-BOX』山川めぐみ(山田真歩)は子供と出かける途中、駅のホーム…
JAN 4934569737489 品 番 BCDR3748 出 演 横浜流星(坂東晴希)/中尾暢樹(橋本一馬)/瀬戸利樹(徳川翔)/岩谷翔吾(長谷川弦)/菅原健(鈴木総一郎)/小平大智(遠野浩司)/浅香航大(溝口渉)/清水くるみ(坂東晴子)/唐田えりか(高城さくら) 原 作 朝井リョウ/『チア男子!!』集英社文庫刊 監 督 風間太樹 制作年、時間 2019年 118分 製作国 日本 メーカー等 バンダイナムコアーツ&nbs【バーゲンセール】【中古】DVD▼チア男【この商品の詳細を楽天で確認】取り扱いショップ中古DVDと雑貨のキング屋 JAN 4988105974340 品 番 DASH90…
★★★★☆ あらすじ 妻をバスの事故で失うも全く泣けない作家の男は、同じく事故死した妻の友人の家族と交流を持つようになる。124分。 www.youtube.com 感想 タレント的活動もする作家の男が主人公だ。妻との関係は冷え切っており、彼女が死んだときには自宅で浮気をしていた。いつも自分のことばかりで、葬儀中もマスコミに自分がどう見えるかばかりを気にしていた主人公は、まったく妻の死に涙を見せる様子がない。 しかし事故後の警察からの聞き取りで、出かけるときに妻がどんな格好をしていたのか全く思い出せず、誰と一緒だったのかすら知らなかったのは気まずい。そして妻の死を誰に知らせるべきかも全く分から…
024年11月の映画寸評③ <自分なりのめやす> お勧めしたい ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ みる価値あり ⭐️⭐️⭐️⭐️ 時間があれば ⭐️⭐️⭐️ 無理しなくても ⭐️⭐️ 後悔するかも ⭐️ (89)『ぼくのお日さま』(2024年製作/90分/G/日本/脚本・監督:奥山大史/ 出演:池松壮亮 若葉竜也 越山敬達 中西希亜良 山田真歩 潤浩ほか 劇場公 開日:2024年9月13日) 11月12日 kiki ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 「僕はイエス様が嫌い」で第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞した奥山大史が監督・脚本・撮影・編集を手がけ、池松壮亮を主演に迎えて撮りあげた商業映画デ…
バカリズム原作×脚本×主演のドラマ。バカリズムがOLのふりをして連載していたブログの映像化。以前から気になっていたが、Huluで見つけ一気に視聴。 私(バカリズム)は銀行に勤める26歳のOL。仕事はそれなりに厳しく、社会人として日々の業務をこなしているが、日常生活では少々ずぼら。職場で同期の真紀ちゃん(夏帆)や後輩の紗英ちゃん(佐藤玲)、先輩の小峰さん(臼田あさ美)・酒木さん(山田真歩)らと、仕事や上司のの愚痴をこぼし、仕事帰りにご飯を食べに行き、充電コンセントの取り合いをし、メイク用品で盛り上がる。 大きな事件やストーリーは特にない。淡々と日常が綴られるだけ。銀行の事務や受付の仕事は知識や経…
「Cloud クラウド」2024年10月9日(水)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後2時より鑑賞(スクリーン2/D-8) ~不穏な空気の中、得体の知れない人間たちがうごめき憎悪が連鎖する 黒沢清監督の映画はかなりの本数を観ているが、そのほとんどは不穏な空気がスクリーンに流れている。ホラーだけでなくホームドラマ、サスペンス、歴史ドラマまで様々なタイプの作品を手がけているが、いずれもゾクゾクするような不気味さが伝わってくる。 最新作「Cloud クラウド」も同様だ。主人公は吉井良介(菅田将暉)。クリーニング工場で働きながら副業で転売屋をしている。転売について教わった高専の先輩・村岡(窪田正孝…
この記事は2024年9月に日本の劇場で公開された映画作品をかる~く紹介していく記事です。(私が観た作品だけ) 「2024年って、どんな映画があったっけ?」と新たな映画に出会いたい方や振り返りたい方、「あの映画、気になってるけど実際どんな感じなの?」と鑑賞の判断をつけたい方向けの記事になっています。本当に軽く紹介するだけなので、軽く流し読みする程度で読んでください。ネタバレは絶対にしません。ご安心ください。 各作品ごとに以下の項目を挙げて簡単に紹介していきます✍ 公開日(日本の劇場で公開された日) ジャンル 監督 キャスト 概要 あらすじ 感想 加えて、各作品ごとに以下の観点を⭐の数で評価してい…
9.30月 7時に起きて、シャワー、コーヒー、日記を更新して、洗濯回して干す。少し家事してから支度して阿佐ヶ谷のgionさんへモーニングしに行く。 しばし読書して、午後から新宿へ。サブナードの金券ショップで割引券を買って、恋人と待ち合わせてピカデリーへ。映画『ベイビーわるきゅーれ・ナイスデイ』を鑑賞。1も2も最高だったし、今テレ東で深夜やってるドラマ版も毎週見ている可愛い殺し屋ちさとちゃんまひろちゃんの2人組。今回は敵役で池松壮亮が出ていて、池松さんてこんなに動けるマッチョだったっけ?!身体バッキバキに仕上がっていた。ちさとちゃんまひろちゃんもだけど、阪元監督の映画は人物のキャラクター造形が本…
2024年作品、黒沢清監督、菅田将暉 古川琴音 奥平大兼 岡山天音 赤堀雅秋 吉岡睦雄 三河悠冴 山田真歩 矢柴俊博 森下能幸 千葉哲也 松重豊 荒川良々 窪田正孝出演。吉井良介(菅田将暉)は、町工場に勤めながら“ラーテル”というハンドルネームを使い転売で日銭を稼いでいた。 医療機器、バッグにフィギュア……売れるものなら何でもいい。安く仕入れて、高く売る、ただそれだけのこと。 転売の仕事を教わった高専の先輩・村岡(窪田正孝)からの“デカい”儲け話にも耳を傾けず、真面目にコツコツと悪事を働いていく。 吉井にとって、増えていく預金残高だけが信じられる存在だった。そんな折、勤務先の社長・滝本(荒川良…